2001バンクーバー世界選手権SP

2001年カナダのバンクーバーで行われた世界選手権はある意味りょーにとって印象深い大会なんだと思う。
はじめて世界チャンピオンのタイトルを奪われてしまった大会。
そして、足を引きずるほどの怪我をしているにもかかわらず、棄権せず戦い抜いた大会。
私にとってもこのワールドのショートプログラムは一番印象に残った。

ワールドは予選。SP。FPと進むのだが。
予選でたいていのレベルに振り分けられる。
このときのりょーの滑走順は最終グループじゃなかった。
怪我をしていて予選でジャンプをしっぱいしてしまったのだ。
周りはその大会で調子のよかった田村君等がいた。
世界チャンピオンが何故そんな位置にいるの？という滑走順だ。
アナウンサーの方も本人もおかしいと感じているのでしょう。
絶対に這い上がってやる。そういう気迫を感じる。
もう、最初から気合が入っているのがあきらかにわかる。
一つ一つの動きが力がこもっているのがわかる。
足を怪我している聞いているのにもかかわらず、４T−３Tを決める。
こっちはひやひやもの。
だけど、本当に気合なんだろう。
そのコンビネーションジャンプは両足着氷でもステップアウトでもなくしっかりとした着氷で、足を怪我しているとは思えないジャンプだった。
だって、足の調子が悪いからって4回転コンボ失敗する人ってたくさんいるし、それだけ4回転ってジャンプの力、精神力を必要とするはずなのに。
負けたくない。飛んでやる。そういう気持ちで飛ぶんだろうけど。
怪我して痛み止め打ってるのに4回転コンボを飛べちゃう精神力って本当に強靭だと思う。
だって、普通の人でさえ練習で飛べても本番で飛べなかったりするのに。
りょーあなたってば…（；＿；）
そして、さらに、３Aまで決めてしまう。
それも、全く怪我を感じさせない。
ここまでくると、王者たるものというよりは、なんとしてもチャンピオンの座は守るんだという気迫が感じられる。
そして、スピンに入ってサーキュラーステップ。
だが、本当に美しいだけではなくてパワフル。
衣装が赤いひらひらの衣装だが、めらめら燃える心を表しているよう。
そして、3ルッツもしっかりキメ！！
ガッツポーズ。
本当に気合でジャンプって飛べるんだと初めて知った。
りょーを動かしているものはチャンピオンの座を守りきりたいという気合で飛んでいるんだと思う。
怪我して痛み止め打っている人がなんでここまで飛べるの？って思っちゃう。
負けたくないんだ。本当に負けたくないという気合であそこまで
本当に。なんだか怪我しているのにここまで決めてくれちゃうと。涙が出てきちゃうよ。おい。
「もう！そこまでしなくていいよ！」
「お願いだからやめてよ！」
って言いたくなる。
そんな言葉を知ってか知らずか。サーペンタインステップにはいる。
そのサーペンタインステップもその動き一つ一つに気合、力強さ、りょーの内面を思いっきりあらわしていて。
「僕を見てくれ！」
と叫んでいるようだった。
その演技に会場はスタオペだった。
本当に。涙が出てくるほど感動する演技だった。
最後の力瘤が。本当に気合が入っていたのがわかる。
しかし、あれは本当に怪我を押している人の演技なんだろうか。
最後は本当に笑顔なんだけど、やったやれた。終った。よかった。という。複雑な顔だけど。
やりとげたという感じ。
何度見ても感動してしまう。
もう、キスクラ見ても泣いてしまう。
よかったよ〜りょー
でも無理しないで。

ふぅ。その後はアブト君。
アルメニアで。アブト君に似合っていて素敵なんだけど。
このプログラムすきなんだけど。
あなた〜。
どうして２フットするの〜。

んもう。
サーキュラーもすごく素敵なんだけど。体のラインとかを強調していて。
でも、まだ滑りなれていない感じ？？？
なんかもっと伸びがあるほうがすきなんだけど。
これって初ワールドなんだっけ？
最後のストレートもいいんだけど。
サーシャのすべりのよさが出ているんだけど、サーシャにしては良く出来ているんだけど…
りょーみた後だと、かすんで見えるわ・・・。

プルシェンコ。
なんだか、にくたらしいわ。
昨シーズンまでの可愛いジャーニャは本当にどこにいったのかしら？
一気にオヤジ化してしまって寂しいわ。
しかも、軽々と4回転コンボ決めるし。
相変わらずつなぎは・・・・はははですが。
トリプルアクセルも楽々決めるし。
憎らしい子！！！プンプン。（憎めないんだけど）
変な腰ふり入っているし〜（やだねぇ）
サーキュラーはダンサープルを見せ付けてくれるんだけど、もちっと早いほうが私の好みかもしれませぬ。
ピールマンもまだぎりぎり楽々っぽいしねぇ。
最後のストレートラインステップ本当にジャーニャのステップは足が軽々ふんふん上がってくるりんくるりん回って。
この子はもう…なんなんんでしょ?状態。
どうだ！俺様！と言わんばかりの最後がなんとも。
あなたはほんとうに18歳ですか？？？
18歳足るものもう少し可愛いはずでは・・・・