1999長野オリンピック1周年記念EX

　長野１周年エキシビジョンというものがあったらしいのですが、色々な有名スケーターが来て滑ったようです。エキシビジョンだけなので、なかなか楽しいものみたいです。

　キャンデロロさまです。なんか、ひげはやしています。内容はもちろん「ダルタニアン」です。しかも、今日は剣つきです。何度見てもこの人のスケートは面白みがありますよね。ジャンプは少し押さえ気味になっていますが。ずっと、ショーで滑っているのでしょうね。もう、円熟されています。しかし、楽しそうに演技しますね。だから、キャンデロロさまは好きなのですが。このプログラムの見所は女性に愛をかたるところですね。やっぱり、女性に手出ししていました（笑）ストレートラインステップは剣付きです。やっぱり、剣がつくといいですね。（リョーの剣付きグラのごとく）バックフィリップも見せてくれました。なんか、すっころんで頭打ったりしていました（笑）しかし、花束の量がすごい！！！フラワーガールかなり多めにでてきて拾いまくっています。なんか、お客さんにチューしたりしていますが。

　プル君。まだ、可愛い(*^^*)。しかし、衣装は赤い衣装です。音楽はよくわからない曲。やっぱりプル君にはすばやい曲がにあいます。ピヨピヨとひよこのような演技です。寝転んでピヨピヨしたりしています。顔はかわいいのに大人顔負けに飛んでいます。最後もぴよとね。

　マリア・ブッテルスカヤお姉さまです。白いスカートのところがシースルーの衣装です。美人が切ると何をきても似合いますね。しかし、あれだけ細い足でよくジャンプに耐えられるものだと思いますが。しっとりとした、大人の女性のプログラムです。こういうプログラムを見るとブッテルスカヤってうまいんだなぁと思います。結構ジャンプに派手に失敗するイメージがあるので。スパイラルとかも綺麗だし。スピンといいポーズが美しいんですよね。

　ベレズナヤ＆シハルリドゼ。この二人にしては衣装が…趣味悪い。蛍光の衣装です。でも、このプログラム「バルセロナ」は好きです。どちらかと言うと、ダンスナンバーに近いですね。あ、でもこの二人は踊るか。でも、曲調のせいか、勢いがものすごくあります。変わったスパイラルみたいなのもするし…試合でやら無い技を連発しています。二人の世界でダンスしたり、していますしね。

　リョーの出番です。衣装は、王子衣装に薔薇です。曲は、プレリュード。めずらしく、ラブソングみたいな感じです。タラソワさんのプログラムでしょうが。どう考えてもリョーのイメージじゃない。絶対にクーリックにやらせたらはまり役なんだろうなぁと思ったりしながらみました。薔薇を見つめて滑っております。ちなみに、もち方はブランデーグラスを持つ持ち方です。ひたすら、薔薇を見つめてすべり、スピンもやっちゃいます。薔薇と共にすべり、トリプルループジャンプも薔薇と一緒に。そして、トリプルトゥループをステップ？ハーフループ?(後日談りょーがぼくはトリプルジャンプはどんな状況でも飛べるんだよと言っていたようですが。）を入れて3回飛びました。スピンをして（相変わらず薔薇も一緒）。「いいなぁ薔薇…」最後まで薔薇と共に踊るのねとおもいきや、お、どうした、薔薇を投げ捨てた。しかし、思い直したか？また拾った。やっぱり、薔薇大事だねぇ。あらためて薔薇を見つめて…チュー♥までしちゃいました。
「ああ〜ん。薔薇になりたーい。あの薔薇もほしいが」
もう、それから後は、薔薇だけを見つめております。「ごめんよ薔薇捨ててしまって大事にするからねという感じでしょうか」変わった技も披露してくれたけど技の名前がわからない。そして、スピンコンビネーション。ジャンプスピンもついでに。まだ、ジャンプスピン（ですドロップかなぁ）をします。薔薇はにぎりしめたまま。イーグルも薔薇をみつめたまま。最後の最後のスピンの前で薔薇を投げ捨てました。ですが、また薔薇に戻ってきました。
　一言！「薔薇になりたい。あの薔薇になりかわりたい」

　アニシナ＆ペイゼラは…もう見飽きました。アニシナがキンキラキンの衣装のエキシビジョンです。アニシナが引きずられたり、最初がリフトみたいな感じではじまるやつです。なんといっても、ペイゼラさんカッコイイです。可愛いです。でも、ペイゼラよりアニシナが強く見えるのはなぜでしょう。でも、さすがな演技です。長野で金はのがしたもののさすが。うまいですね。最近流行のすばやいステップではないのですが、緩やかな中に、味があるというか、独創的というか。素晴らしいです。

　最後は、キャンデロロ様のメドレーをやっていございます。野獣みたいな衣装→有名なプログラムかな→黄色と黒の衣装→サタデーナイトフィーバーかなぁ？しかも脱ぎました。→ダルタニアン？おばさんチューされてめろめろになっていました。長野1周年エキシビジョンはなんかキャンデロロショーと化したのです。

　もうひとつ。大阪でのエキシビジョンもあったみたいですが。それについても。しかも、渡辺絵美さんの解説。（この人本当にスケーターだったんだネェ。実感。でも、ジャンプの種類の見分けはつかなかったみたいですが）

　プルからです。99ワールドで滑ったEXのコザックみたいなプログラムです。トリプルを簡単にとんでしまいます。トリプルアクセルも軽々と飛びます。ステップもものすごく凝っていますというかすばやいよちょこまかちょこまかというのがあっているかもしれない。しかも、客席に投げキッス★そして、客席に乱入。チューのサービスしまくり！！！チューされた人は感激してもう騒いでいました。最後はピールマンスピンで〆。

　佐藤有香さんとダンジェンのペアです。（ダンジェンはこの当時婚約者だったみたいですが）しっとりして美しいです。すべりも内容も。しかも、ジャンプもばっちりです！！！スロージャンプよスロー！やっぱり、恋人同士だとラブラブ度が高いですね。こっちが照れちゃいます。(*^^*)

　マリア・ブッテルスカヤお姉さまです。タンゴです。赤とグレーの衣装です。色っぽさ倍増。特に調子の良いシーズンの縁起だから美しいです。（たしか、この年のすぐ後の世界選手権で金をとったはず）渡辺絵美さんは若いジャンプだけの女子よりこういう美しくて大人っぽいブッテルスカヤにメダルを取ってほしかったみたいです。でも、確かに表現力なら私は誰よりもりブッテルスカヤに軍配を上げますね。だって、後天的に勝ち取ったものと違って、絶対にブッテルスカヤは天性のものがあると思います。だって、手の動かし方、身のこなしパーフェクトです。

　イリナ・スルツカヤ。結構。顔パンパン。体重コントロールがうまくいっていない頃なのかなぁ。確か、調子が良くなかったんじゃないかな？世界選手権でもメダル取れなかったし。結構スローなバラードみたいな曲にあわせています。ブッテルスカヤにしろスルツカヤにしろロシアの女子は手足の動かし方が綺麗だから好きです。スルツカヤにはクラッシックよりモダンな曲が結構にあうと思うので、エキシビジョンは彼女に似合う曲とプログラムで私は好きです。若さがはじけております。ばっちりピールマンもyぁ売ってくれました。

　しつこくリョーの薔薇。だって、何度見てもどきどきどきどきするプログラムなんですもの。心臓がいくつあっても足りないわっ。はぁ〜恍惚。ふぅ。さぁ、ハートを鍛えて、いざスタート。
　最初がドッキドキなのよ〜もう薔薇がリョーの顔の目の前に！！！薔薇になりたい。その後も薔薇を掲げたりなんだりしないかぎり定位置は顔から30センチくらいしか離れていないの薔薇が！！！許せん薔薇！！！だって〜薔薇をあつーいまなざしで見つめるからなんだか、薔薇が恋人に見えてきてネェ、やけちゃいます。あれは私だーーー（ったらどんなにいいことか・・・）！！！
　薔薇を抱きしめています。薔薇を見つめています。薔薇をもってコネクティングステップ→見つめて→スパイラル→スピン→薔薇を高く掲げたりなんだりでその後トリプルループジャンプ情熱的な音楽にのってトリプルトゥ→トリプルトゥ→トリプルトゥここが。一番すごく好きなんですよ〜曲にあっていてね。軽々と飛んでしまうんですのよ。そして、スピンコンビネーション。薔薇を捨てて・・・(なぜに捨てる）また戻って薔薇はよりいっそう大事そうに見つめ抱きしめ。（薔薇ばっかりずるーい）
ムーブメントがはいってってスピンの連続。またスピン。まだまだスピン。これがね、リョーと言えばジャンプなんだけど、スピンだらけのリョーと言うのもなかなか素敵でね。はぁ、私も一緒に回りたい…（馬鹿じゃ）。薔薇を掲げながらイーグル。薔薇捨てて（だから戻るんなら何で捨てるのよ〜）スピンして薔薇に戻って終わり。最後はチューしているみたいに見えるのよ！！！薔薇〜薔薇〜薔薇ぁ〜んもう。最後の表情がせつなくて色っぽくて、たまりません！鼻血ぶーって感じですか。

　次はキャンデロロ様のメドレーで。相変わらずのメドレーですごいです。花束を渡す人々の群れがものすごかった。

　佐藤有香さん。カッコイイ曲にのっての演技です。（ジャズかな？）しかし、上手ですね。さすが元世界チャンピオンです。滑り方がものすごく綺麗ですよね。しかし、笑顔で滑っているからこっちまで楽しくなってきます。全体的に上手いのは当たり前なんだろうけど、細かいところが凝っていてものすごく素敵でした。

　ウルマノフさんも着ていたみたいですが、ハイライトにされていました。でも、さすが貴公子です。

　しかし、このエキシビジョン。長野であったのと、大阪で別のエキシビジョン大会と両方とも、今のメダリストがおおくて本当に豪華ですね。なんと贅沢な。なんか、最後が変なんですよね。キャンデロロははっぴみたいなのをきてボールを投げているし、プルは鼻のついためがねをつけているし・・・（おいおい。アニシナはあきれていました）