1999ヘルシンキ世界選手権

 1999年にヘルシンキで開催された世界選手権はリョーにとって、記念すべき大会になったと思います。それは、一世一代の決心をして、ずっと育ててくれたミーシンコーチの元を去り、タラソワコーチの元に行って、最初の世界大会であったからです。その感動の度合いは最後のほうで分かりますが、この「アラビアのロレンス」というプログラムもヘルシンキの世界大会もリョーにとってはとても大事なものになっていたと思います。

 ヘルシンキの世界大会はものすごいことになっていました・・・。優勝候補はTBSさんによりますと・・・「ロシアの空飛ぶ16歳(笑)」エフゲニー・プルシェンコ。そして、もちろん、2連覇を目指す、アレクセイ・ヤグディン・・・。ミスター4回転のエルビス・ストイコとものすごい戦いになっています。そして、ロシアは、ミーシンの息のかかったアレクセイ・ウルマノフとエフゲニープルシェンコそしてミーシンの元から去ったリョーと師弟関係そして、リレハンメルオリンピック金メダリスト、長野オリンピック銀メダリスト、現世界チャンピオン、優勝を狙う新しい才能・・・どれをとっても飽きる所のない大会だったみたいです。このビデオばかりは見所がたくさんあり、うきうきです。このシーズンのプログラムは比較的に全部好きです。

 本田君はこの年の前の年に公開された映画「仮面の男」をプログラムにしました。始まりは、例の暗い音楽からはじまりますが、すぐに、明るい(リョーの平和な所の曲)に入り、トリプルアクセル成功。続いて、4回転トゥループ成功。本当に、珍しいですが・・・(なんとなく、ジャンプは失敗する印象が・・・)続いて、例の、リョーの最後の所の戦いの所の曲にはいります・・・。んが、私の好みではないです。そして、なんか、悲しい曲に入りました。そして、トリプルアクセルのコンビネーション。ジャンプ、スピンをこなしていきます。王宮でのダンスシーンの曲が入ってきます。比較的明るく、スピンも入り、ダンスをまねてしております・・・(笑)一転して、暗い戦いのシーンの曲に・・・おそらく最後の戦いでしょうね。ちゃららららら〜らら〜♪と入っていきます。そして、ほぼノーミス。フリーだけだったらノーミスでしたしかなりの上位に食い込みますね。

 ストイコ兄さんは、燃えよドラゴンあたりだとだと思うんだけど・・・だって衣装にドラゴンがいるから・・・チャイナ風だし・・。ストイコ兄さんは楽々とジャンプをして、ステップも重そうな体とは裏腹に、軽々とすたすたとこなしていきますね。そして、4回転は少し、転んじゃったけど・・・。この人の何が好きか良くわからないけど、演技が好きです。しかし、調子が悪いのか2回転が増えています(しくしく)しかし、真ん中に4回転のコンビネーションを入れてしまいました。(さすがです。パチパチ)

 続いては、待っていました!リョーです。最初の出だしはいつもびっくりですよね。手ブランブランですもの。このプログラムは本当に、リョーの力強さと上品さがマッチした作品ですよね。最初のトリプルアクセルのコンビネーションジャンプはもちろん成功!
「さすがぁ」
そして、来ました来ました4回転成功!!!!!★★★そして、得意のトリプルアクセル!成功!このプログラムは本当に、アラビアちっくなつくりで、手の動きもなんともいえないような、アラビアンダンス?動き?が入っていますね。でも、ジャンプが本当にぐらつかなくて、綺麗です。妙なアラビアンスピンとか入っていますし・・・(なんというか、カレーの皿を両手にもって、くるくるウエイターが来るように回転しているし・・・わかんないかこんな表現じゃ)そして、サーキュラーステップ?かなこのステップはお好きですことよ。ただ、ステップは長野オリンピックの時よりはすごく良くなっているけど、まだまだよねっという感じでしょうか。ゆったりした動きの後は、ラストジャンプ。サルコウそして、スピンして、ガッツポーズで終了。
このプログラムって、表現ができないんですよね。曲もなんとも言えない曲だし・・・だって、曲だけ聴いたら、何これ?という感じでしょうか。
リョー感無量で、号泣。タラソワもガッツポーズして号泣(T-T)アナウンサーか小川勝さんかもう、叫んでいます。リンクにキス★していますし、タラソワコーチとハグ★うれしいんでしょうね。
KISS&CRY。ポーランドのジャッジは6.0もらって、リョー号泣。

 ウルマノフさまです。タンゴの音楽にのっております。さすが「氷上の貴公子」タンゴがとっても似合っていますことよ★途中の、怪しい、キザな動き・・・プルのキザな動きはこのあたりから来ているのでしょうか・・・。しかし、なんというか、まったりとした演技ですね。綺麗なことは綺麗なんですが、さすがミーシンさんに鍛えられているだけありますね。ウルマノフ様は本当に、スピンにしろなんにしろ独自のものが入っていて面白いです。しかし、ステップもなかなか素敵ですが、やっぱりまったりしています。なんというか、本当に後半に難しかったり、面白い動きが入っていて面白かったです。しかし、コーチはミーシンのはずですが・・・ミーシンがいなーい。なぜなら、次にプルシェンコが控えていたから、KISS&CRYにいる場合じゃなかったんですなぁ。

 そして、プルシェンコ。衣装は、袖の部分がきんきらきん。この子、きんきらきん好きなのかしら。このプログラムはものすごく好きなんですけれども、プルシェンコの持ち味と勝手に私が思っているスピード感が抜群にでているんですよね。最初の4回転は手をついちゃっていました。その次のコンビネーションは上手くこなしましたが・・・そして、ピールマンスピンもやりました。なんとも言えない妙な曲に変わり、トリプルアクセルもこなしました。宇宙みたいな曲に変わって、ステップ・・・だと思うのですが・・・このこは本当にものすごく早い動きですが、つまずいていました。最後に元の曲に戻ってステップですが、何でこんなに早くステップをして、ダンスみたいな動きができるのでしょう?しかも音をはずさずに・・・彼の天才と言われるゆえんなんでしょうが・・・。ピールマンスピンで終了です。KISS&CRYではミーシンが、いました。

あと、ワイズがいましたが、もみーさんのお好みではないので、パス。

最後に、リョーのインタビュー。とってもうれしそうです。優勝台でのリョー。インタビューでは「去年より今年優勝するほうがはるかに難しかった」「でも、最高のスケートができたからうれしいよ」とのコメント。しかし、表情がない。本当にうれしいの?という感じでしたが。
 しかし、このビデオだけは永久保存版であるね。うふ。
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