NHK杯

 ソルトレイクオリンピックというある一つの大会が終わり、去っていく者、残る者、新しく加わる者、さまざまですが、新たなる4年に向けてスタートするという、フィギュアスケート界においての新しい時代。今からの、4年間、どんな選手が登場して、どんな選手が次のトリノでメダルをとるのでしょう…。
 また、私が応援する高橋君にもそれは言えると思う。Jrとはいえ世界チャンピオンになった高橋君がシニアの世界にチャレンジする第一歩であるグランプリシリーズ。高橋君だけについて書きたいけど、色々おしゃべりしたいので、NHK杯でお気に入りの選手の感想などなども込みで書きたいと思います。書かれていない場合は興味が無いか…暴言を吐きそうなので…書きません…。

 アイスダンスオリジナルダンス今のところロバチェバ&アベルブフ組がお気に入りです。ロバチェバたちのダンスで何が好きかはよくわからないけど、滑り方が綺麗なのはもちろんなんだけど、ステップがねぇ綺麗なんですよね…なんというか見苦しくないというか…無理がないというか…難しいリズムで難しいステップなんだろうけど…自然体でそれをこなしちゃっているところが素晴らしいと思います。いつも思うけど、この二人のステップ…すごいよねぇまったく、ずれないんだもの。あとは、アベルブフがロバチェバを本当に大好きなのがなんとなくわかる気のせいか…いつもいつも追いかけているように思えてしょうがないのですが…。しかし、ワルツってあんまり好きじゃないんですが、優雅ですね、なんかエッジが凍りに張り付いているんじゃなかろうかと思うくらいの足さばきです。今回のオリジナルダンスのポルカの最後のステップはものすごく衝撃です。何であんなにぴったりあっているのでしょう?びっくりです。
 今回のNHK杯ではまったのはウインクラー&ローゼ組かなぁ。オリジナルダンスで技術はもちろんプログラムに引き込まれました。何で気がつかなかったんだろう…こんな掘り出し物。本当に上手いんだけど…楽しく見れます。選曲も上手いのでしょうが…技術が無きゃあれだけ拍手はもらえないでしょうね。結構、私オリジナルダンスはあんまり好きじゃないんだけど、オリジナルダンスも面白いんだなぁと思いました

 アイスダンスフリーダンス ロバチェバ組のフリーはロックンロールと聞いていたんで…ロックなんてどう表現するんだろうと思っていたら…ばっちり!衣装からぴったりです。ロバチェバが可愛い〜アベルブフはなんか、カッコいいんだけど、怪しげでもある…。(なんか、表情まであやしげ…)フリー何が驚いたかといったら、最初の回転!!!おいおいおいこんなのあり?と思いました。なんか、馬とびみたいなこともしているし…この二人は何をやらかすんでしょう!?早い音楽のステップは、もうゾクゾクゾクゾク鳥肌たちまくり!!!!途中の歌う部分はアベルブフ怪しすぎ…。残念なのは、最初から思っていたんだけど、やっぱり〜ロバチェバのリボンが外れて、途中でストップに…(最初から最後まで続けて見たかった)でも、アベルブフは優しいですね。笑顔でムードを戻してしまう所とか。スローパートはいつもながら氷の下に磁石があるのではないかと思うくらい、滑らかに凍りに張り付いていますよね。なんというか、どんなに傾いても、エッジは凍りに全部ぴったりはりついているという感じ。ブレード。最後のパートは、もうすごいですね、なんでこんなことできるのよ〜というレベルですね。リフトもわけわからないくらいすごいのやるし、もう感動!!!
 ウインクラー&ローゼ組のフリーはかなり衝撃でした。衣装がまずすごいからね。ロボット?みたいですが…この二人の場合はリフトが結構好き、バシッバシッと決まるしね。もちろんステップもすごいんだけど…最後は驚いたのが…ヤグディンの今季のショートの曲を使っていたこと…。この曲は上手い人達じゃないとこなせない曲なのね、とっても速いステップに必然的になってくるから…。

女子シングル→女子は、特に応援する選手もいないので、辛口かも…。イリナ・スルツカヤはbondの「Victory」ですね。曲自体スルツカヤにあっていると思うんだけど…どうしても気になったのは曲の「つなぎ」なんか微妙に不自然だったりするところがあって、「ん?」と思います。毎日聞いている分、おかしい所に気がついてしまって、私自身集中して見れなかったです。
 恩田選手に関しては、成長にびっくりです。努力ってあれだけの変化をもたらすものかと感心。特に、ショートはぞくぞくしました。
 荒川さん…衣装に驚きです。新たなる白鳥ですね。プログラムは…モロゾフ色と言われればそうですが、どうしてもモロゾフステップはヤグディン化してしまいがちですが、上手く荒川色に染めてあってよかったと思います。ストレートラインステップは最初から最後まで白鳥が飛び立っていくようでしたね。フリーは…いつか誰かやってくれないかと思っていた「タイタニック」のプログラム…映画であれだけ長いんだからどう表現するのか興味深々でした。何が良いというか、全体的にしっとりしたプログラムでいいと思います。結構、ローズとジャックの愛の語らいが…ああ、映画を思い出しちゃった。最後のほうのストレートラインは絶品ですね。最後のほうがおしいですが。なかなか、心にぐっとくる素敵なプログラムでした。
 エレナ・ソコロワさん。フリーしか見て無いけど…まだ若いだろうに…超色っぽい…。なんか、私の大好きなマリア姉さんを思い出してしまうスケーティングですね。(マリア姉さんはたまに、気合でジャンプを着氷するから綺麗な着氷にはならないこともあるけど)手足の動きが綺麗で、色っぽくて…。ロシアすごいネェ〜。

男子シングルSP→ジェフリー・バトル君。去年から注目されているみたいだけど、去年のワールドはいまいちぱっとしなかったですが(私の心の中で)、結構いいじゃんと思いました。衣装もシンプルというか…彼以外にあわないよね。あれは。(スタイル抜群だもの)しかし、本当にすべりが綺麗なんですよね。ステップしても、滑らか…。ジェフ君に関して思うことは、絶対に音感とリズム感がいいんじゃないかと言うこと、あの曲のリズムは難しいと思うんだけど。リズムを全くはずさず、踊りきる・・・すごいわ。
 李君。SPだけね…。このSPは大好きなのよ。本当に…。鍛えた肉体じゃないと絶対にあのプログラムはこなせないよね〜。何が好きかというと、チャイナポーズと、最後のステップですね。ただ、迫力命のプログラムだからジャンプは決めてほしかった。
 本田君。衣装が…フリルは似合わないと思うけど…。カート・ブラウニングのプログラムなんだよねぇ。ジャンプはさすがという感じですね。ステップが本田君にしては凝っていますね。本田君は素早いステップは上手いよね〜。というか、リョーのせいで、ステップごときという時代は終わり、ステップで魅了!という時代が到来しているからねぇ。本田君、精進すべし!
 クリムキンさん。ロシアの上位3選手が好きだから、まぁいいやと思っていましたが。ごめんなさい感動しました。見直しました。素敵でした。「X−File」はびっくりで、表現の仕様がないのですが、あの独特のクリムキンワールドに引き込まれてしまいますね。ステップも変わっているけど、上手いのよね。
 田村君。難しい曲をしていますね…。音感が無いとはずすよこれは…、でも、上手く踊っていますね。田村君はステップがいつ見ても好きですね。最後のサーペンタインには脱帽です…。

男子シングルFP→田村君からはじまりましたね。フリーは「インタビューウイズバンパイア」だそうで、血のついた衣装です。この映画私かなり見てるから、コメント厳しいかも…。なんつーか色っぽいバンパイアですねぇ〜、この色香が日本の女性陣をまどわしていることでしょう…。アナウンサーによる本人コメントでは「強いバンパイア」ということでしたが…強いというか、インタビュー〜のブラピ演じる吸血鬼をよくあらわしていたかも…はかなげな感じとかが…(ジャンプに失敗したせいか?)強いバンパイアを表現するなら、トムの方をやらないと…。(でも、トムやるならちょっと壊れ気味の怪しい人に…)すべりは綺麗だと思うんだけど〜
 バトル君。いつも思うけど、彼は笑顔の大安売りをしていますよね。(安くで、売ってくれなくても、買いたい笑顔ですが。マ○クじゃないけど、「スマイルください」みたいな)なんというか、ジェフ君の元気なイメージとは対照的に暗い、危険だけどつやっぽいプログラムですね。でも、相変わらず、すべりが美しい…で、イーグルが特に美しい…。この人には美しいしか言えません…。終われば、笑顔をばらまいています(笑)
 本田君。「マミー」衣装が…衣装が…どうにかならないものか…せめて包帯は白に…。4回転は失敗、ただ、途中で休んでいるんじゃ?と思う場所がちとありました。(プログラムのせいかなぁ?)本田君のイメージには合っているんだけど、表現のしにくい内容なのでは?今回は、ジャンプの調子が悪いみたいですね。なんかぐらっとすることが多い気がしますが…。(言いたいことはたくさんあるけど、ファンに絞め殺されそうなので書かないでおきます。)
 李君。スターウオーズなんだけど…オリンピックの時から思っているけど、プログラムがぱっとしないというか…曲は嫌いじゃないはずなんだけど、李君も好きなんだけど、なんかぐっと引き込まれないんだよね。飛ぶためのプログラムという感じがどうしても抜けなくて、ジャンプで失敗してしまうと、余計にしょぼく見えてしまいます。ステップも魅力的ではないし…。衣装もなんかね。(4大陸も優勝しているんだから、強いんだから、衣装をもう少し豪華に…と思うのは私だけ?)
 クリムキン。あんまり興味持たずに、みたこの人のフリー。4回転のコンビネーションも成功!!!さすがロシア勢。両回りのスピンした後に、ジャンプ!!!どうやってやったんでしょう?なんとも表現の出来ないポーズが続きます。変形イーグル…びっくりしました。どうやってあの体勢を維持するんでしょう?さすが、世界選手権にでれずとも、元世界Jrチャンピオン!(他の国にいたら、絶対に世界選手権とかバンバンでていただろうに)プレゼンの出た後、あつくガッツポーズ。(この人も熱いのか…ロシア人たるもの熱い人が多いね。クールなイメージがあるんだけど。)でも、やっとでとった優勝…ロシア勢の層の厚さおそるべしですね。それこそ、ロシア選手権を全世界で放送しても困らないくらいの選手層ではなかろうか…。

高橋君(だけ色を変えて見ましょう。なんか長々書いているので目立たないわ…主役が…)
うーん。いまだにどこがすきなのか…と聞かれてもよくわからないんだけど…とある瞬間にゾクッとするんですよね。(これは、私が長野オリンピックで見た、ヤグディンを見たときも、それ以前に見たクーリックを最初に見たときも、ゾクッときたんですよね)悪寒じゃなくて、興奮してゾクッとするというんですかね。
ショートを見ていても…しかし、滑りの綺麗さはNHK杯の中でも上位ですよ、絶対に、贔屓目抜きで。ほっとくと、見とれちゃいます…。衣装は、シンプルだけど、似合っていると思います。曲は、なんかフレッシュな感じがして私は好きです。4回転は転倒しちゃったけど…、チャレンジャーですね。結構、ショートで4回転って、シニアの上位陣くらいじゃないと飛ばないんじゃないのかな?(それくらい、トップクラスが飛びぬけているということだけど)ショートは失敗は失点になるのに…。(まぁ、守りに入っていたら、駄目なんだけどね。今のフィギュアの時代では。)失敗しちゃったせいか、最初からすると動きが…なんかかたいような…。トリプルアクセルも着氷が乱れちゃいましたね。ステップに関してはあんまりジュニアくささが無いのがびっくりと言うのが正直な感想です。ジュニア上がりのステップって物足りないんだけど…細かくは無いんだけど、重心移動というのか…傾きながらのステップと言うのか…私の好きなタイプのステップを踏んでくれています。なんか、全体の感想としては「もったいない〜!!!!」という感じでしょうか…でもまぁ、最初の方の試合だからこんなものかなぁ〜。早くシニアの試合にもなれるといいですけどね☆

フリープログラムは「スターウオーズ」です。衣装が、スターウオーズだ(笑)。アナキンの衣装を真似た衣装なのかな?曲はスターウオーズのエピソード2かなぁ。高橋君は演技の入り方が本当に上手いよね〜。なんというか、ぐっと高橋ワールドに引き込んでしまいます。(私いつも思うんだけど、この最初の引き込み方が上手い人の演技は最後まで見るんだよね〜。上手くないと、そこでビデオテープなら早送りに、テレビ観戦なら別チャンネルに変えてしまいます。だから、やっぱり、最初のムード作りって大事だよね〜本当に。)最初に4回転、転倒…。なんかその後、かたくなったんだろうか?最初に比べたらぱっとしません。そのまま、トリプルアクセルも転倒(痛そうだよ〜(;_;))その後は相変わらずの綺麗なすべりで、魅了していますが…なんかぱっとしないです。(どうして?どうして?)3回転のループは成功…ちょっとはすべりもいい感じ…(がんばるんだぁ!!!)続いて、サルコウ成功!!!(おっしゃ!)スピン入って、曲の変わり目が気分の変わり目になったのでしょうか?だんだん本来の動きが戻ってきたみたいです。(なんか、カッコいいぞ〜!!!)続いてのトリプルアクセル成功!!!!!なんかのってきてます!!!!「むちゃくちゃ、興奮してゾクゾクします…」むちゃくちゃすごいスピードで「なんでこんなスピードが出るの?」と思っていたら、そのままトリプルルッツ!!!続いてトリプルトゥループ!、さらにスピードは落ちず、そのままトリプルフィリップーダブルトゥループ成功!!!最後にスピンコンビネーションでフィニッシュ!!!「ブラボー!!!(何人や私。)」
 普通最初にあれだけ崩れると、後半ずーっと崩れ続けることが普通なんだけど…色々な選手を見る限りはね。(私の好きなりょーさんもそらもう、凄まじくボロボロになったり…しますね。おいおいというくらい)最後のほうがものすごく本来の実力を出している所はあっぱれです!!!最後のほう、かなりびっくりしたのは、どうしてあんなにスピードが出るんでしょう?それが魅力なんでしょうが…4回転とトリプルアクセルが安定したら、かなり上位に行くと思うよ〜。

 エキシビジョン→ウインクラー&ローゼ組はカルメンの「ハバネラ」ですが、美しいね。昨シーズンのオリジナルだんすなのかな?ポーズのところが、アニシナ組を思い出します。最後のほうのステップは派手では無いけど、すごいいいステップです。しかし、なぜにこのカップルを私は昨シーズン見落としていたんだろう…後で、もう一度昨シーズンのビデオを要チェックだわ。
 本田君。「ムーランルージュ」今年は、色香を目指しているのかな?アダルトホンダですかね。面白い構成になっていますが、途中の動きがスロウなステップみたいな構成になっていて素敵です。んが、もう少し「ムーランルージュ」をやるなら色っぽさがほしい!!!こっちを「きゅん☆」とさせるか「どきっ☆」とさせる何かがほしい。目線でもいいし、動きでもいいから…ムーランルージュは熱いラブストーリーなんだから…。本田君がさわやか過ぎるのよね。(海外の選手がセクシーすぎるのか?いや、でもムーランルージュはセクシーさが必要!だから、本田君もせめてワールドのエキシビではセクスィー本田を演出してほしいです。)
 恩田さんはああいう曲が好きなんでしょうね。楽しそうに踊っていて気持ちがいいです!!!
 ロバチェバ&アベルブフ組。「セイム・サン」。超色っぽいですよね。もう、いつ見てもどきどきします。(刺激が強いわ…)この二人が好きな理由として色香ただようからもあると思いますね。演技の美しさはもちろん…なんか、一つのラブストーリーを見ているようです。
 クリムキン。もう、エキシビジョンはびっくり仰天!とでもいうのでしょうか…。最初のスピンがね…おおっと思っていたら、続いて別のスピン、まだまだスピン、さらにスピン…と思っていたら、トリプルサルコウ。そして、まだまだスピン。しかし、この人はどうしてあんなポーズが出来るんだろうかなぞのポーズをとりますよね。やっぱり、すごいと思ったのは、最後の変形イーグルですかね…。生まれてはじめてみた。他にやっていた人がいることを五十嵐さんが言っていて、それに驚きました。

さて、NHK杯、私見に行かなかったんだけど、結構よかったみたいで、しまった〜。見に行けばよかったと思いました。エキシビジョンはカットされちゃうし…個人的に、スルツカヤが省かれて、村主さんのエキシビが放送されていたのが、不本意。順位、スルツカヤが上でしょう?どうして?どうして?と思っていました。スルツカヤのエキシビに関しては結構すきなのが多いので。

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